こんにちわ。

昨日・今日とすごく寒い日々が続いています。
((((((; ̄Д ̄)))))) ブルブル



昨日1月17日で・・
「阪神大震災」から13年が経過いたしました。
この地震はいまの私達にとってもとても大きな教訓
となった自然現象です。
実際この「地震」を糧として様々な「取り組み」が
始まったり・・
また
様々な基準(建築・保険など)や体制(救助・助成
・ボランティア活動など)が見直されたりと・・
沢山の「知恵」を生み出すきっかけとなりました。
実際にこの時の教訓があったがゆえに・・
それ以降に起きている大地震「能登・中越沖など」時
において、「知恵」を生かすことができ・・
阪神大震災当時と比べるとかなり被害(地震時・発生
後の経過)を軽減することができたのではないかと思
います。

もちろん・・
まだまだ「対応」「進化」させていかなければいけな
い要素は沢山あります。
おそらくは
「能登半島沖地震」
「中越地震」
「中越沖地震」
のそれぞれからも沢山の「教訓」を「知恵」としてい
くことが必要なのでしょうね。
もちろん
「知恵への昇華」が沢山行われていると思っています。
私自身「阪神大震災」の直後に短期間ではあったので
すがボランティア活動をすることができたことはとて
も貴重なものとなっています。
当時は正直
なかなか自分の頭で「考えて行動をする」ということ
すらできないような状況でした。(^^ゞ

「何を優先するか」
という自分の中での強い志がなかったことが問題だっ
たようです。



ここ数年の大地震後にも微弱ながら可能な範囲で現地
での活動をさせていただくことができましたが・・
阪神大震災当時と比べると
地震直後一週間くらいの対応内容は大きく進歩してい
るように感じました。
阪神大震災時はどちらかというと・・

食料

物資

医療
の「調達」「運搬」「提供」にそれぞれ大きな課題が
ありました。
義援の「物資」についても
送るほうの知識がなかったこともあるのでしょう・・。
実際現地では「不要」と思われるものも沢山送られて
きていたようですし・・
また
有用な物資が送付されてくるものの・・
それらの「物資」はある特定の場所(備蓄場所)にの
み多く存在して、それを「配分する実手段」がなかなか
おいつかなかったということもあります。
また
「義援物資」をどのようなタイミングで受け入れてど
のようなタイミングからは不要となるのか・・という
知識もなかったため・・
地震後数ヶ月もの間「多くの物資」が送付されてくる
ものの・・
その需要がなくなっている・・「物資」が活用できな
い・・
というような問題もありました。
「食料」「医療」についても同様です。

これらの「教訓」はしっかりと生かされてきていると
思います。
多くの国民の「知識」としても沢山のものが蓄えられ
てきているからなのでしょうね。
実際昨年の地震時などには・・
「物資」や「食料」などの問題はかなり改善されてい
ました。
で・・
これは私の感想になりますが・・
今度は別の「課題」が存在しているようです。
もちろん・・これは阪神大震災時にもあったことです
が、次にクリアーしていくべき「課題」とでもいうの
でしょうかね。
地震発生後1.2週間の間での「課題」としては以下の
2つが今後の大きな要素と考えています。

医療に関する課題

心の問題
です。

まず「医療」に関してはなんといっても

医者不足
という社会情勢が気になります。
いまは13年前と比較しても・・さらに「医者不足」と
いうか「医療体制」の不足が日常の生活の中で深刻な
問題となっているように思います。
実際「病院のたらいまわし」による死亡という現象が
度々ニュースで報道されるようになってきました。
日常の生活でさえ、このような状況です。
これが「震災」という状況下においてはさらに過酷な
状況となることは想像できます。
ここで大切になるのが・・。

国民個々の医療知識・知恵の蓄積
だと思います。
実はこの要素・・時代を経るごとに衰退しているよう
に思えています。
さらに・・
「知識・知恵」として蓄えておきたい要素が増加して
います。
災害に遭遇した時・・。

医者がいなければなにもできない
というのでは困りものですよね。(^_^;)
身近な・・周りにいる人がお互いに助け合うことが
最も重要になってきます。
現代は「健康ブーム」ということでさまざまな健康に
関する情報・知識が増えていることはいいことではあ
りますが・・
正直緊急医療としては役に立たない要素が多いもので
す。(^_^;)
ぜひ今後広まっていってほしいと思うのが・・。

止血の対応(判断と処置)

薬の知識

骨折の判断と処置

救急処置(人工呼吸・心臓マッサージなど)
についてです。
少なくとも上記の4つの要素はぜひ個人の知識として
広まってほしいと思います。
特に現代は「薬」の種類が多種多様になっています。
日々の生活の中で「薬」が不可欠な生活を送っている
方も多いのではないでしょうか。
そういう方は「地震など」の災害時の対応を細かく
検討しておく必要があると思います。
「薬」を職場と家庭などに分散させて保管しておくと
か・・
緊急用としても「所持」しておくとか・・
場合によっては「自分自身の体質的特長」を周囲の人
に理解してもらえるような仕組み(状態を明記した
カードなどを所持など)も考えておかなければいけな
いかもしれません。
実際思いのほか「薬」に対する知識・知恵を持ってい
ないという人が多くなっているようですからね。

温湿布と冷湿布
の使い分け知識ももっていないという方も沢山います
から・・(^_^;)


次に

心のケア
の問題でしょうか。

これに関していうと様々な「意見」があると思います。
正直人によって「感じ方」などが大きく違うという
こともあるかもしれません。
でも・・あくまでも私の意見・考えとして書かせてい
ただきますね。ペコリ(o_ _)o))
まずは最初に認識しておかなければいけないのが・・。

「大人達」と「子供達」の違い
をみんなが強く認識しておく必要があると思います。
大人はすでに沢山の人生経験を持っています。
それによって沢山の知識も持っています。
で・・・そんな中から・・
災害時に発揮されるのが・・。

「我慢の心」「耐える力」
なんです。そうエネルギー的には「土のエネルギー」
を発揮できるのです。
これは沢山の「経験」をエネルギーとして積み重ねて
きているからこそ発揮できる力なんですね。
「耐える」ことで防御して・・身と心を守っていく
わけです。
でも・・

「子供達」は違うんです。←\_( ・_・ llllllヽ) ハイ ココ
重要。
子供達はまだまだ人生経験が少ないのです。
ですから「耐える力」「我慢する力」は弱いんです。
でも逆に・・
大人たちよりも持っている大きな力があるのです。

それが・・。

「放出する力」「発散力」
です。
これは「風のエネルギー」「風の力」です。

災害においての「嫌な出来事」「怖いという感情」等など
を「発散」することで自分の身・心を守るのです。
自分の中から「嫌なエネルギー」を追出す
そして
「発散する力」で嫌なエネルギーを撥ね返す
こういう風に「エネルギー」を使うんです。

昔は「子供は風の子」・・・なんていう言葉もありまし
たが・・本当に不思議ですねぇ。
この「違い」を大人たちが理解しておかなければいけない
と思います。
というのも・・
災害時は特に・・
大人たちは「耐える力」を発揮したいので・・その結果・・

「静か」で「落ち着く」環境を求めます。
これをついつい・・「子供達」にも求めて・・強制して
しまいます。
でも・・子供たちは・・
「発散する力」を発揮したので・・

「明るい」「体を動かせる」環境を求めます。
・・・・・
ここに矛盾が生じます。

子供達に「我慢」「耐える」ことを災害時に強要して
しまうと・・
体も心も弱らせてしまいます。
特に「心」のダメージが強く残ることになり・・
後々にも大きく影響として残ってしまいます。

大人たちからすると・・災害時に・・
「不謹慎だ」
とか
「騒がしい」
と・・思ってしまうかもしれませんが・・。
そういう時にこそのボランティア活動として

大道芸など
の「笑いの提供」をすることもとても大切なことでは
ないかと思うんです。
その中で・・発揮されていく子供達の「発散力」は・・

笑顔
という形で周囲の大人たちにも大きく影響を与えてくれ
るんです。
そう「大人たち」も子供達の「発散の力」で救われるん
ですよね。

こんな循環があることを少しでも認識しておくといいの
ではないかと思うんです。
地震災害時に・・
「大人に対する環境」
と
「子供に対する環境」
の2つを上手く共存させて創り上げられるような対応
を心がけられるようになっていくといいですね。